事故や病気はある日突然起こります。高次脳機能障害と診断されたら、それまでとは違う生活を一から再構築する
必要に迫られることも少なくありません。地域活動支援センターWakabaは、当事者・ご家族が自宅や社会での生活を
構築する「きっかけ」となる施設を目指しています。
★認知リハビリ★
高次脳機能障害は分かりにくい症状も多く、周囲のみならずご本人も容易に理解できないことが多くあります。
高次脳機能障害のリハビリとして有効性が確認されているグループでの認知リハビリテーションを行っています。
症状への「気づき(awareness)」を高めるために、認知行動療法の視点や、体験活動を用いて、皆でともに高次脳機能障害への理解を深めます。
★個別支援★
グループだけでは達成できない個別の生活能力の向上のために、神経心理学的検査などの高次脳機能評価及び定期的な目標設定を行い、生活の中で高次脳機能の向上を目指しています。
Wakabaの中だけではないご自宅や社会を含め、ご本人やご家族が豊かに暮らしていただくことを目指しています。
就労を目指す方には、就労支援施設との連携、会社訪問、求職の援助も行います。
★様々なグループ活動★
料理、音楽、創作、パソコン、写経、外部から受託した内職作業など様々な活動を行っています。同じ仲間として、
交流しながら楽しみ、笑い、人間関係の構築を行います。
★家族会★
当事者の家族を対象に行っています。Wakabaに通所されていないご家族も参加可能です。
家族同士の情報交換は、現場の実体験を知ることができる貴重な機会です。講師をお呼びした講習会も行います。
★交流会★
当事者・家族・支援者他、どなたでも参加可能です。近くの公民館を借りて実施しています。色々な勉強会や情報交換、ネットワーク作りを行っています。
★講演会★
2年に1度、地域の大ホールを借りて行う法人の一大イベントです。外部の先生をお呼びしての講演、参加された方の情報交換やネットワーク作りのためのワークショップ、当事者や家族の体験談など、これまで様々な内容で実施しています。業種や立場を超えた地域のネットワーク作り、啓発活動を行い、高次脳機能障害について理解を深め、助け合える地域作りを目指しています。
★地域の中での連携★
宝塚市内の福祉事業所との連携活動や、行政主催の福祉イベントに運営委員として参加しています。また、兵庫県内の高次脳機能障害当事者・家族会及び支援関係団体連絡会へ所属し、県内の高次脳機能障害に関係する団体との連携や講演会の実施を行っています。
★気軽にご相談できる場★
高次脳機能に関するお悩みやお話されたいことがある方が、気軽に相談できる場所としてもご利用ください。
*当法人に対して、公の秩序をみだすような行為、他の参加者へ悪影響を及ぼす可能性のある行為が見られた場合、
利用をお断りさせていただくことがあります。
宝塚高次脳機能障害者共生の会では、会員様よりの会費や寄付金の他に、様々な御事業団体より、助成金や補助金を頂きながら運営しています。ご紹介させていただきます。
・社会福祉法人 宝塚市社会福祉協議会 善意銀行 様
(2024年度:リハビリ机2台)
(2023年度:目隠し用ステッカー設置費)
(2022年度:10周年の集い開催費)
・公益財団法人 神戸やまぶき財団 様
(2024年度:照明機器交換工事)
(2023年度:リハビリ室床改修工事費)
(2022年度:失語症リハビリ評価用具、教材)
・兵庫県共同募金会 宝塚市共同募金委員会
歳末助けあい愛の持ち寄り運動 様
(2024年度 当事者交流会・家族会開催費)
〒665-0034
宝塚市小林5丁目3番43号
エスティ宝塚106号室
TEL 0797-69-6523
FAX 0797-69-6524
メール takarazuka@t-wakaba.org
OPEN 10:00〜16:00
お休み 日・月曜日、祝日
夏季休暇、年末年始